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気持ちよく円満退職するための4つの心得

転職活動中、希望する会社から内定をいただいたらうれしいものです。そんななかで、忘れてはいけないのが退職に伴う手続きです。次のステージに気持ちよく進むためにも、退職時のトラブルは避けたいですよね。
今回は、これから退職の手続きに入るという方、転職活動をしたいけど円満に退職できるか不安という方向けに、スムーズな退職を実現するために気をつけたいポイントを解説します。
1,可能な限り早めに退職の意思を伝える
退職に関わるトラブルの多くはこれで回避できるといっても過言ではないくらい、大事なことです。会社を辞めるとなれば、引継ぎ作業は必須です。場合によっては、あなたの後任として人員を補充する必要もあるでしょう。
法律上は14日前に伝えれば退職は可能ですが、多くの企業では社内規定に退職に関するルールがあるはずなので、そちらに従うようにしましょう。会社としても引継ぎや後任探しに余裕を持つことができるので、働いていた部署に迷惑をかけずにすみます。
転職活動中、面接時などに「いつから就業できるか?」と聞かれるはずなので、内定から退職までの期間を意識して返事をするようにしましょう。
2,退職理由はポジティブに伝える
退職したいと伝えると、必ず理由を聞かれます。その際は、「どうしてもやりたいことがある」「別の仕事でしか身に付けられないスキルがほしい」など、できるだけポジティブな内容を伝えましょう。
早めに退職意思を伝えたうえで、ネガティブな理由を伝えてしまった場合、退職までの期間を職場で過ごすのが気まずくなってしまう可能性があります。「立つ鳥跡を濁さず」の言葉通り、お互いさわやかな気持ちで別れられるようにした方がいいですよね。
ただし「家庭の事情」など、誰が聞いてもそれは仕方がないと思う内容の場合は、率直に話したほうがいいでしょう。いずれにしても、受け取る側の気持ちを考えた上で伝えることが大切です。
3、引継ぎは丁寧に、後任者が困らないようにする
不十分な引継ぎによってトラブルが生じるケースは少なくありません。「もう辞めるのだから関係ない」と思う方もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。退職する会社と新しく入る会社に取引があったり、双方の会社を知っている人がいたりするなど、どこでつながっているかはわからないものです。
退職時の評判は、新しい職場の居心地を悪くすることにもつながりかねないので、後任者にしっかり配慮して引継ぎを行いましょう。
4,最後まで仕事は手を抜かず、不満や愚痴は言わない
引継ぎはもちろん、最終日まで通常の業務もあるはずです。目の前の仕事に、今まで通り責任をもって取り組むことも円満退職のコツです。
せっかく退職理由をポジティブに伝えたのに、会社への不満を口にしてしまうと「そちらが本音なのでは……」と印象が悪くなってしまうかもしれません。思うところがあったとしても、過去の話と割り切って心のうちにしまっておいてください。
以上の4点を意識してスムーズに退職し、新たなステージに気持ちよく向かいましょう!