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給与や待遇についての交渉は選考の早い時期であればあるほど通る可能性が高くなります。最終面接や内定段階までいってしまうと、それ以前に提示された条件で固まってしまっていることが多いため、希望は通りにくくなります。

「給与の話をすると印象が悪くなるのでは？」と遠慮してしまうかもしれませんが、現在の職場での状況などふまえて根拠があれば先方が聞いてくれるケースもあります。とりわけ年収アップが主目的の転職ならば、しっかり確認・交渉してみましょう。

また、入社時期についても早い段階での相談なら、給与よりさらに通りやすいです。あまりに先となると難しいかもしれませんが、先方の状況次第なので率直に聞いてみましょう。

また、入社日に関しては内定後からでも多少交渉の余地はあります。主に交渉が必要になるのは退職が難航する場合なので、本来は先に現在の職場で退職日を確定させてから入社日の希望を出すのがよいのですが、状況によっては一度希望した入社日をずらす必要も出てくるかもしれません。その場合は、先方へ事情をしっかり伝えた上で、入社日を遅らせて欲しいという旨を伝えてみましょう。