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求人情報を見ると、「業界」や「職種」が記載されています。業界というのは、「飲食」「小売り」「メーカー」「IT」など、その企業の事業や商品、サービスを表したカテゴリーです。職種のほうは「営業」「事務」「軽作業」「人事」など、それぞれの企業でどんな仕事を担当しているのか表しています。

転職の際にこの「業界」と「職種」のどちらに軸を置いて求人を探すべきかという話ですが、まず大前提として、あなたに強い希望があるならばそちらを優先しましょう。一方、とくにこの業界・職種にという希望がない場合、職種のほうをベースにキャリアプランを考えるのがオススメです。

将来、転職しようと考えたとき、「業界未経験」でも採用する企業は数多くありますが、「職種未経験」は経験者優遇の求人で採用されるのが難しくなります。求人全体で見ても、職種未経験OKに対して業界未経験OKのほうが多い傾向にあります。

若いうちに未経験職種へチャレンジするなら、長く働いて知識・経験・仕事のノウハウを身に付けるというイメージを持って職種選びをしましょう。